活動報告

品川教会

新年のご挨拶

教会長メッセージ
『 新 年 の ご 挨 拶 』 
         品川教会長  鈴木 啓太郎

新年 明けましておめでとうございます。
本会の庭野日鑛(にわの にちこう)会長より本会会員に対して、「令和5年次信行方針」が次のように示されました。
『今年、本会はお陰様で創立85周年を迎えました。皆共に、日々感謝で目覚め、元気で生き生きと精進して参りましょう。
今年次も新型コロナウィルスの感染状況を見据えつつ、信仰生活を通して お互い様に、夫婦として、父母として、親として、未来を担う幼少年・青年達を如何にして育て、人格の形成をはかるか、如何にして家を斉えていくか、さらに日本の伝統を受け継いで、如何にして立派な国を打ち立てていくか、創造的に 真剣に務めて参りたいと願っています』
昨年は新型コロナの感染が続き、2月にはロシアによるウクライナ侵攻、7月には安倍元総理が銃撃され亡くなられ、その後の旧統一教会の問題を通して 宗教とは何かが問われ、年末は円安やエネルギー不足による物価高もあり、まさしく大変な一年でありました。
佼成新聞1月1日号の年頭法話において庭野会長は『私たちがまず大切にしなければならないのは、一人ひとりの「内なる平和」でありましょう。戦争も  突き詰めれば人間の心の働きが引き金になるといえます。宗教的に大切なのは、自分自身の心が真に平和であるかを省みることです。常に「自分はどうなのか」「平和な心といえるのか」と内面に目を向けていくことが重要であります』と 述べられました。
その自分の心を平和にするために宗教があるのだと私は思います。私たちの心には自分中心の煩悩の心もあれば、人を思いやる慈悲の心(仏性)もあります。宗教の目的は自分の心を清め、慈悲の心を育み、人間として成長向上をめざすことにあります。そして、自分や自分の家族のみの幸せを願うのではなく、世界が平和になり、世界中の人の幸せを願い行動することが神仏の願いであります。
狭い教団の目的のためには手段を選ばない反社会的なカルト宗教と正しい宗教との違いはここにあります。
また庭野会長は『同時に心がけたいのは、私たち一人ひとりが、遠く離れた国々の出来事に対しても関心を持ち続けていくことです。そして、困難な現実に直面している人々のことを知り、思いを寄せ、苦しみや悲しみを分かち合うことから、深い祈り、次への行動が生まれます』とご指導頂きました。
これからも私たち立正佼成会会員は、ウクライナの戦争が早く終結し、人々に平穏な日常が戻ることを祈り、世界の人々の幸せのために「一食を捧げる運動」をはじめ、自分にできる菩薩行・化他行に取り組んでまいります。
さらに庭野会長は『他の人が困難に直面しているのを見て深く悲しむ―この心こそ、世界を平和にしていく原動力であり、人の悲しみに触れ、共に泣き、  何とか救われてほしいと一心に願うことから、仏さまの教えをお伝えしたいという心が起こさしめられます』と大きな励ましを頂きました。
今年も一年、私たちはお互いに心を磨きあい、日々感謝で目覚め、元気で生き生きと精進させて頂きます。皆さまからのご支援、ご教導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。                   合掌

PAGE TOP