『退任のご挨拶』

『退任のご挨拶』
                  品川教会長 鈴木啓太郎

皆さま、日々ありがとうございます。
私は今年70歳となり、これまで支えて頂いた家内も昨年5月、心臓に人工弁を入れるという手術を受け、無事に成功しご守護を頂いておりますが無理はできないこともあり、今月で退任させて頂くことになりました。奉職以来46年8か月、教会長としては6教会で28年間、お役をさせて頂きました。後任は、現在、帯広教会の栗林孝之教会長さんです。これからも引き続き、よろしくお願い致します。

私は2019年(令和元年)12月、第8代品川教会長として就任させて頂き、 以来5年間、部長さん・支部長さんはじめ教会の皆さまのあたたかいお支えのお陰様でお役を務めさせて頂きました。皆さま、誠に有難うございました。

翌年2月に始まった新型コロナ感染拡大のため、地域の皆さまのお役に立つ十分な活動ができなかったと思いますが、その中でも地域の皆さま、地元商店街の皆様にはいつもあたたかく受け入れて頂き、大変お世話になり、誠に有難うございました。また、品川宗教者懇話会の皆さまにもお世話になりました。今後、品川の地で「祈りと平和の集い」が開催されますことをお祈りしております。

また教会には「デジタル布教推進委員会」を立ち上げ、委員の皆さまのお陰様で、オンラインを活用しての主任教育等の教育や式典の配信、「ライン品川教会だより」や「品川教会だより」の発行など、新たな佼成会の修行のあり方も大きく進化しました。

今年は教会発足65周年記念行事も無事に行われるようになり、3月には青少年育成のための「沖縄平和の翼」、6月には渡邊元理事長さんにお越し頂き「65周年記念式典」を開催しました。

残念ながら渡邊元理事長さんは10月にご逝去されましたが、私たちに遺して頂いたご講話をかみしめ、私たち一人ひとりが信仰に自信をもって布教伝道させて頂くことがご恩にお報いすることと思います。そして10月には開祖さまへのお礼参りとして「生誕地参拝・生誕地まつり」に参加したこともとても有難い思い出となりました。

私が一番大事にしたいことは、会員さん一人ひとりが自分の仏性を自覚し、 信仰の喜びをもって信仰生活を過ごして頂きたいということです。そして私たちは人さまの幸せを願い平和な社会づくりに貢献する菩薩として、人間として 最高の生き方をしていることに、大きな喜びと誇りを持って頂きたいということです。

皆様のご多幸と品川教会がますます発展し、菩薩を育てる苗代となりますことをお祈りしています。私も地元の浦和教会で陰役をさせて頂きながら家内孝行に励み、菩薩行に精進させて頂くことをお誓い申し上げます。

本当に有難うございました。合掌

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